暑いような、少し肌寒いようなこの感覚。
湿った風が肌をなめる。
夕暮れに、辺りがほんのりセピアに輝く。
子どもの頃からいちばん好きじゃなかったこの季節。
だけど、
日本人であるならばこれも日本の美ととらえようかと、
今思う。
鳥取砂丘で。
いつまでも淡い季節でいたい。
今はそう思います。
鳥取花回廊で。
時間は動かない。
時間という定義は、
こちら側自分たち人間のエゴなのかもしれない。
それでもあの時感じた匂いをもう一度と思う。
同じ自分なんだけど、
過去の自分に問いかけてる。
それは、これだけの時間を要したということなんだ。
2018年4月3日、米子湊山公園で。
キャンドル揺れる 横顔
グラスに落とす かすかな ため息
二人で 靴が すりへる程
歩いた この都会 今夜は寂しそう
“もう一度 踊っておくれ このままで
もう一度 くちづけおくれ このままで…”
浜田省吾 「ラストダンス」より。
もう届かぬ想いをここに…。
東洋のモナコは熱海だって言われてるけど、
俺としては、
東洋のモナコは “神戸” だと言いたい。
またここで撮りたいし、
作品をつくりたい。
浜風すっげー心地よかったし。
9月30日、神戸ハーバーランド モザイク前で。
行きつくところってどこだろな…。
この世に生れ出た時の風の匂いとか。
9月30日、神戸 北野町 風見鶏の館で。
その瞬間がどこにあるのか、
嗅ぎ当てる鋭い嗅覚を持ち合わせているのなら、
それは真の写真家だろう。
いつかパリに行きたいな。。
9月30日、神戸 メリケンパークで。
よく、暦の上では夏とか秋とか言うけど、
気象庁の区分する6、7、8月が夏ってことでいいじゃないの…、気温的にもね。
夏の終わりが季節のなかでいちばん名残惜しいよ、そして寂しいよ。
あばよ、でもまた来年…。
せみの鳴き声が物悲し気。
なんて気まぐれな夏なんだ、
今年もか…。
そう思いましたね。自宅からここまで2時間、
京都府与謝野町ひまわり畑で。
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